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Masanori Yamamoto

Language: English | Japanese

荏原畠山記念文化財団研究助成採択


 

 

20200630  本年度(2020年度)の「公益財団法人 荏原 畠山記念文化財団 研究助成」に採択されました。

 

 

研究助成テーマ: 極小曲面規則炭素材料に関する包括的研究完成
研究代表者: 山本 雅納
助成機関: 公益財団法人 荏原 畠山記念文化財団

 

理想的規則性3次元グラフェン材料の図 (C) 山本雅納

 

 

 

本研究課題では、ナノ多孔性グラフェン材料 (Nanoporous Graphenes, NPGs) および理想的規則性3次元グラフェン材料 (Minimal Surface Graphene) の実現に向けた実験化学並びに計算化学による包括的な基礎研究の完成を目指します。特に、酸化物ナノ構造体・ナノ粒子へのメタン化学気相成長法 (CVD) によるナノ多孔質グラフェン合成における分子論的な反応理解を深め、次世代材料創成・反応制御に繋げることを目標とします。これまでの研究成果の一部が英国・王立化学会のフラッグシップジャーナルであるChemical Science誌に掲載されています (Chem. Sci. 2022, 13, 3140‒3146)。多孔質グラフェン材料に関連した本研究成果は高く評価されており、関連総説論文もChemical Science誌に掲載されています (Chem. Sci. 2024, 15, 1953‒1965)。得られた成果・知見を足掛かりに、メタン活性化による多孔質グラフェン合成高度制御に向けて、今後一層研究に精進してまいります。

 

 

 

 

 

 

外部リンク

 

 

荏原製作所

関連研究業績(筆頭責任著者 or 最終責任著者のみ)

 

M. Yamamoto, et al. Chem. Sci. 2024, 15, 1953‒1965

K. Yamazaki, et al. Phys. Chem. Chem. Phys. 2023, 25, 32972‒32978

M. Yamamoto, et al. Chem. Sci. 2022, 13, 3140‒3146 (Selected as HOT Article)

M. Yamamoto, et al. ACS Appl. Mater. Interfaces 2021, 13, 38613‒38622

 

 

 

 

 

 

関連記事:
『酸化物ナノ粒子表面での触媒的メタン分子活性化によるナノ多孔性グラフェン合成』
『炭素材料に関する総説論文がChemical Science誌に受理されました』(2023年12月23日)
『原著論文がChemical Science誌に受理されました』(2022年2月22日)
『英国グループとの国際共著論文がPhysical Chemistry Chemical Physics誌に受理されました』
『原著論文がACS Applied Materials & Interfaces誌に受理されました』
『ナノ多孔性グラフェン材料関連論文がPhysical Chemistry Chemical Physics誌に受理されました』
『公益財団法人 荏原 畠山記念文化財団 2020(令和2)年度 研究助成報告書』
『多孔性グラフェン材料合成化学の高度制御に関する研究課題が科研費助成事業に採択されました』

 

 

 

 

Dr. Masanori Yamamoto

 

Assistant Professor of Yamanaka Lab.
Dept. Chemical Science&Engineering
Tokyo Institute of Technology, Titech
2‒12‒1 Ookayama, Tokyo 152‒8550
RSC Adv. Outstanding Reviewer 2023
Telephone&Fax: +81 (0)3 5734 2624
E-mail : yamamoto@mol-chem.com

 

 

 

 

更新日: 2024年07月11日

 

 

 

 

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